ナンバープレートの種類
基本的に、エンジンが付いている公道を走る乗り物は、全てナンバープレートを交付してもらわなければなりません。従って、この後の説明の中心になる自動車は勿論、バイク・原付・トラック・バス・その他の特殊自動車までもが全てナンバープレートをつけているはずです。ナンバープレートをつけていないにもかかわらず白昼堂々と公道を走っている車を見かけたら、速攻で警察に連絡しましょう。それはさておき、ナンバープレートは、普段注意して見ておられる方であれば大体わかると思いますが、大きさや色などに違いがあります。また、通常はほとんど見かけることのない種類のものも存在しています。それを見ていきましょう。

ナンバープレートの大きさ
ナンバープレートは、その大きさが3種類に分けられており、それぞれどのような車両に対応するのかが決まっています。
大型ナンバープレート
横44cm、縦22cmのナンバープレートです。公道を走る車の中では一番大きいナンバーです。これを付ける車は、
- 車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上のトラック
- 定員30人以上の大型バス
- 大型の特殊自動車(クレーン車など、いわゆる8ナンバー)
が対象です。
中型ナンバープレート
横33cm、縦16.5cmのナンバープレートです。普通自動車がつけているのはこの大きさのナンバーです。他に中型ナンバーを付ける車両は、
- 大型に区分されないバス・トラック
- 大特(0ナンバー、9ナンバー)
- 普通の軽自動車
が該当します。
小型ナンバープレート
横23cm、縦12.5cmの一番小さなものです。基本的にバイク・原付がつけるものですが、それ以外に、
- 普通じゃない軽自動車
が小型ナンバーの対象になります。普通じゃない軽自動車というのは、車検を通さなくてもいい軽自動車のことで、2輪の軽自動車や、軽2輪車、小型特殊自動車などが該当します。
ナンバープレートの色
ナンバープレートはその車によって、決まった色が付けられています。
白地に緑色のナンバープレート
普通の自動車や中型以上のバイクにはほとんどこの色のものが付けられています。いわゆる「白ナンバー」というやつですね。自家用車として使用される車に付けられます。
緑地に白色のナンバープレート
いわゆる営業者に付けられるものです。「緑ナンバー」というやつです。タクシーとか、営業バスとか、運送用トラックに付けられていますね。余談ですが、世間一般に言う「白タク」というのは、白ナンバーのくせにタクシーとして活動している車のことで、立派な法律違反です。
黄地に黒色のナンバープレート
自家用車の軽自動車バージョンです。普通の軽自動車にはこの色のナンバープレートが付けられています。
黒地に黄色のナンバープレート
他の色のナンバープレート
小型バイクや原付の場合、排気量によって色が変わってきます。排気量が小さい方から順に白・黄色・ピンクとなっていますが、この色の区分は各地方自治体によって変わってくるので、「これ以上が黄色でこれ以上がピンクだよ」という明確な区分はありません。他にも、小型特殊自動車用の緑色のものや、ミニカーと呼ばれる車に付けられる水色のものがあります。
特殊なナンバープレート
今までに挙げたナンバープレートは、ほとんどの車に付けられており、これ以外のものはそう頻繁に目にするものではありません。しかし、普段見ることがなくても、正式なナンバープレートが存在します。いくつか見ていきましょう。
仮ナンバープレート
ナンバープレートに赤線の斜線が入っているものです。車検切れなどの理由により、公道を走れなくなってしまった車を、一定期間の間だけ走れるようにする時に付けるナンバーです。
外交団用ナンバープレート
外交団の使用する自動車に交付されるもので、外務省が発行しています。普通のナンバーと違って、「外」という漢字が一番左に書かれています。このナンバーを目にする機会はほとんどないでしょうが、仮に見かけたとしても、インチキではなく、逆にVIPに相当する人物が乗っていると思われるので注意しましょう。似たような種類として、「外交団大公使館の長用ナンバープレート(○外)」や「代表部用ナンバープレート(代)」、「領事団用ナンバープレート(領)」というのがあります。
防衛省自衛隊用ナンバープレート
自衛隊がその任務に使用する車に付けられるものです。「56−1234」のように6ケタの数字だけが書かれています。
回送運行許可ナンバープレート
自動車のディーラーが、新車を販売店間で移動させるときや、イベントなどの会場に持ち込むときに付けられるものです。あくまでも、業務として使用するとき用のナンバーなので、一般の人が付けることはありません。
以上のように、我々が普段目にすることがないだけで、世の中には多くのナンバープレートが存在しています。普段見慣れないものを見かけたとしても、正規に発行されているナンバープレートであることも多いですから「あれ見たことないからインチキナンバーだな」などと早とちりしないよう気をつけましょう。

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